紙業業界

海外紙業視察団

　毎年海外の取引先業界の動向や紙流通業界の動きや現状などの情報収集を行い、紙および紙製品流通に関する専門知識、効率性、経済性向上のための情報収集、分析等の調査活動や流通、メーカー双方に関する問題のより良い理解の促進など、今後の紙業界の発展に繋げる

海外への視点

・紙卸商の再編・統合など経営組織の変革の状況
・紙流通業界におけるEDIの推進状況
・メーカー、卸商、ユーザー間の物流の現状と効率化の動き
・紙の需要動向など

印刷・出版業界

主な見本市：drupa、IPEX、CHINAPRINT、Labelexpo等

drupa（ドイツ）、IPEX（イギリス）、PRINT（アメリカ）など全世界の印刷関連業界人がその開幕を心待ちにしている国際見本市の視察は、これからの印刷に関する新世紀の動向を把握、理解出来る大きなチャンスでもあります。
　欧州、米国等の企業、工場訪問を通じて世界の印刷業界の動向や問題、現状などを学び、今後の印刷業界の発展に役立つ視察旅行を年に１～２本業界関係者にご案内致します。

工作機械業界

ミラノでEMO（欧州国際工作機械見本市）が開催されます。

　世界最大規模の工作機械見本市です。ミラノでは、この見本市に合わせた新会場が出来上がりました。従来の会場に比べ、1.5倍も広くなり、イタリアのこの見本市に対する熱の入れ様を感じます。また、ハノーバーは今も世界最大の工作機械見本市の地位にあります。　

International Manufacturing Technology Show

　IMTSは1927年より開催され、歴史ある展示会です。
1500社以上の出展企業が、イリノイ州シカゴのマコーミックプレイス会場で 10万㎡以上の展示スペースに出展。
 IMTS はシカゴで偶数年に開催され、116ヵ国以上から82000人にのぼる売り手と買い手が一堂に集まります。IMTSではコスト削減と生産性アップの方法が見つかります。

　取扱品目:機械加工関連:研削・仕上げ削り、成形・成形加工、レーザー、電気機械加工、コンピュータ、制御、ソフトウエアとサービス品質、オートメーション、マーキングと梱包、環境保護、安全と点検、その他アメリカ最大級の製造技術展示会

通信業界

アメリカの動向

①経済危機の高まりにより、在宅勤務がポピュラーになり、新しい勤務のICT活用ビジネスモデルが必要になる。
②出張費の削減により、高性能テレビ会議および、関連IPネットワークが普及する
③統合通信（音声、データ、その他の統合システム機器）がビジネスでかなり活用され始める。
④Ipv6が普及する。また、SaaSが普及し、業務集中化へのICT活用が強まる。
⑤環境技術のグリーンICTに人気が出る。

欧州通信業界の現状アメリカの動向

　英国の通信事業者BT(British Telecom)が提供する企業向けサービスのひとつがBT Workspaceである。BT Workspaceは、Webブラウザを介し、複数メンバーの同時作業をサポートする機能を提供している。「ワークスペース」というのは共有したいグループの単位を指し、企業におけるプロジェクト活動や共同作業等が該当する。

　また、B to Bのビジネスを促進するためのBT Tradespaceというオンライン交流スペースも提供、登録ユーザ（企業）は、自社用のホームページを作成し、自社や自社製品を写真や動画を用いてブログ形式で簡単に紹介することが可能になる。

　SNS的要素をもつTradespaceでは、内部の人材と情報を交換できるのはもちろん、eBay傘下のPaypalと提携し、商品・サービスの取引も可能となる。さらに、自社用ホームページには顧客向けの無料通信ボタンも設置している。BTによれば、サービス提供開始後1年でBT Tradespaceのユーザ数は6万5000となり、毎週新規に2000のユーザが登録しているという。このようにBTは、自社ブランドのSaaSを積極的に提供しながら新たなビジネスモデルを模索している。

欧米企業のＳａａＳ

　SaaSが利用され始めた当初は、設備投資を抑える必要のある中小企業をターゲットしたビジネスであったが、Cisco、メリルリンチ、モトローラ、Dell等、大企業にも広がり始め、今では大企業によるSaaS導入がメインストリームになっている。欧州ではSaaSへの期待が高まっているが、米国ほどの勢いは見られない。

　また、利用したアプリケーションにも違いがあり、IDCによる西ヨーロッパ企業への調査によれば、SaaS導入予定企業のうち37%がERPアプリケーション35%がCRMアプリケーションのリプレースと回答、欧州においてERPへの期待が大きいという結果が出ている。なお、国という観点では、ドイツとスペインがSaaSの導入に積極的になっている。

教育関係業界

　今の社会では命を軽視したり、人間としての未熟さが引き起こすような若年層の事件が多発しております。
　日本のみならず世界的に心身の健康教育が重要性を増しております。オーストラリアを例に挙げると早期における教育的・啓発的な心身の健康教育の実践が国民の精神的健康を維持する上で極めて重要であると考えられており、「Mind Matters」と呼ばれる包括的な心のプログラムは、このような目的で2000年にオーストラリア連邦政府によって開発され、全国に普及されるようになっています。

Mind Mattersについて

○ 学校問題
○ 地域社会問題
○ 命の教育
○ レジリエンスの強化１（コミュニケーション、変化、挑戦）
○ レジリエンスの強化２（ストレスとコーピング）
○ いじめやハラスメントに対処する学校全体でのアプローチ
○ 精神疾患の正しい理解
○ 別れの悲しみ

　このプログラムでは、校長が問題発生時にどのような対応をとることが望ましいか、自殺に対する教師の望ましい対応は何か、子どもが障害者、同性愛者、アボリジニへの理解を深めるために、また精神疾患を正しく理解するために何を学べばよいか、子どもが家族の死や離婚などの喪失体験を乗り越えるためにはどんな力が必要かといった、従来では扱いにくいとされていた問題についても取り上げられています。

防衛産業業界

　防衛産業として収益規模が世界一の米ロッキード・マーティン社の2006年の売り上げは、世界規模の民間企業で比較すると56位でしかありません。
同様に軍需で世界2位の米ボーイング社は民間企業としては29位になります。軍需で2位の米ボーイング社と軍需で1位の米ロッキード・マーチン社が総収益額では順位が29位と56位と逆転するのは、それだけ米ボーイング社が軍需以外の部門の売り上げが大きいからです。

冷戦終結の以前から、

　陸上と海上の最新兵器は航空兵器のようなハイテク技術を多く取り入れるようになり、2000年以降はこの傾向が明確になりました。
この傾向が生まれる以前は、たとえば陸上兵器代表の戦車でも、海上兵器の代表の巡洋艦や駆逐艦でも、それぞれの専業兵器メーカーが政府からの契約に基づいて設計と製造を行なっていました。
　しかし、2007年には、それぞれの兵器の中枢部分に高機能電子機器によるネットワーク機能が組み込まれており、単体の兵器としての運用だけでなく、有機的に結ばれたネットワークの一部としての兵器運用が求められるようになっています。
　この変化によって、米ボーイング社や米ロッキード・マーティン社のように、単体の兵器に含まれる機能のみならず、ネットワーク全体の機能を理解したうえで、システムインテグレーターとしての役割を担える軍事企業のみが、政府からの主契約を受ける会社（Primary contractor）となれるようになりました。

伝統芸能業界

ジャパンフェスティバル

　ジャパンフェスティバルは１９８８年からヨーロッパ、オセアニアの文化的に由緒ある都市で開催してまいりました。

　参加者及び開催地の方々から大好評を頂いております。舞台では太鼓、かっぽれ、日本舞踊、民謡、きものショー、コーラス、三味線、阿波踊り、剣道、なぎなた、琴、詩吟、尺八等々展示では茶道、生花、書道、飾り結び、折り紙、陶芸、フラワーアレンジ、日本画、手芸、押し花、ちぎり絵、和紙、七彩アート、キャンドルアート、人形、能面、グラスアート、水引、着物、日本料理等々日本文化を紹介すると共に現地の方々にも参加頂き国際交流を深めるイベントです。公演、展示、ワークショップ（実演）での交流、学校や老人ホームなどの訪問など心と心が触れ合うかけがえのない感動です。
　郷土芸能、スポーツ、カルチャー教室等あらゆる日本の文化を紹介しております。是非、ご参加頂きます様お待ちしております。

舞台芸能業界

　昨今の舞台劇、ミュージカル、テレビドラマ等の普及により舞台芸術に興味を持たれている方、職業にしている専門家の養成が急務となっています。

アメリカ舞台芸術研修団

　この度アメリカ舞台芸術研修団を募集することになりました。アメリカにおけるパフォーミングアーツの舞台裏を探るべく、総合エンターテイメントのミュージカル劇場を訪問し、バックステージやオーディションを見学。ディレクターのレクチャーを受けます。
　ミュージカルをスタートするに当たっての組織づくり、脚本家・音楽担当選び、舞台配置、スタッフ、大道具・小道具等舞台芸術についてあらゆる方面より総合的にレクチャーを受けることになります。ニューヨーク、ラスベガスにて本場の舞台芸術を研修します。

玩具業界

　世界の玩具業界の動向を知る上で、ニュルンベルク国際玩具見本市（Spielwarenmesse）は、おもちゃ、ホビーおよびレジャー用品のための、世界をリードする見本市です。

　専門業者を対象としたトレードフェアとして、世界中の玩具メーカーと玩具専門業者・購買担当者との間をつなぐ最善のコミュニケーションの場、および商談の場を提供しています。新製品ならびに業界全体の概観が一度に把握できるこの見本市は、業界のその年の市場オリエンテーションになくてはならない情報源としての役割も果たしています。

ニュルンベルク国際玩具見本市（Spielwarenmesse）

◎出展者数：60カ国から約2700社
◎専門来場者数：120カ国から8万人以上
◎展示面積：16万平米、約10種類の商品グループから約100万種類の商品を展示
◎すべての業界リーダーが参加
◎世界的ブランドメーカーと大量生産メーカーの両方がバランスよく出展
◎約7万種類の新商品が紹介されるためトレンドがわかる
◎無料の特別展示会や専門家による講演など、小売業者の売上を促進するイベント を多数催行